骨運動 骨の旅1日目〜背骨〜
ピラティスは「筋トレ」というよりは関節を動かしていく「骨運動」と言います。
骨を動かすためには筋肉が働く必要があるので「筋トレになる」とも思いますが、
「骨」や「関節」を正しい位置に置いて動き始め、動かしていく運動なので、骨の位置を理解しておくと格段に効果が上がっていく感覚があると思います。
背骨の周りには神経系のツボがたくさんあるので自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
実際に触ってから、ピラティスを行うと意識しやすく、効果を大きくできることにつながります。
それでは、第一日目の今日は、「背骨」を下から辿ってみましょう。
「気軽に骨の旅✨🧳スタートです」
まずは骨盤の一部をなす背骨です。一番下が尾椎。(尾骨)背骨の一番下の骨です。しっぽのような位置です。どうやら折れやすい骨のようです。。
その上が仙椎。(仙骨)逆三角形の形です。5個あるらしいです。(今専門書を読むまで仙骨1個でイメージしてました💦)
そして腰の骨、腰椎が5個。ここはウエストラインにあり、胴体の中でもウエストラインは腰椎しかないので、重力や動きの蓄積でどこかが潰されないように筋力で守る必要があります。「呼吸」や「安定」させることで鍛えたり、状態を良くしたりすることができます。
上に上がっていくと肋骨とくっついている背骨が胸椎です。12個あります。肋骨とくっついているため、胸や背中、体側の筋肉が硬い、呼吸が浅いとどんどん動きにくくなってしまいそうです。。が、構造的には、腰椎に比べて、動く範囲が大きくなります。つまり。腰のあたりは、腹部のインナーマッスルで安定させて、胸周りはしっかり動けた方が、痛めにくい動かし方ができます。
そしてさらに上がっていくと頸椎7個です。うなずいたときに、首の後ろに一番飛び出る骨が頸椎の7番目と指標になったりしますが、耳の辺りまで背骨が続いています。
首回りは、重い頭を支える、視野の動きに関わる複雑な動きが可能です。「闇雲にマッサージをしてはいけない」と言いますが、細かい筋肉や神経がたくさんあります。私もですが、現代社会では猫背姿勢の方がとても多いと思いますが、普段から少しでも頭の位置に気をつけると、首回りへの負担も減ると期待できます✨
尾骨
↓
仙骨、
↓
腰椎(5個)、
↓
胸椎(12個)、
↓
頸椎(7個)
辿れましたか??
この骨をイメージできるピラティス種目ベスト3は
○ロールアップ
○スワンプレップ
○ショルダーブリッジです!!
「背骨」が意識できる種目で、伸ばしながら動かしていくことで、背骨周りのバランスが整ったり、普段の癖が見られたり改善できたりします。オンライレッスンでも取り入れますのでぜひ一緒に背骨周りをほぐしましょう✨
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